事業と組織を“みんな”で創る。
社会課題に挑み続けるSAFELYのこれまでとこれから

「人と情報を繋げ新たな価値観を提供する」をミッションに掲げている株式会社SAFELY。安全で快適に暮らせる情報社会の実現を目指し、サービスを発展させてきました。そんなSAFELYの中核事業を牽引する高橋は、組織づくりとサービスの成長を現場から支えてきた一人です。

営業組織の立ち上げから仕組みづくり、そして2つの事業を束ねるポジションへ──。自ら現場に立ち、型のないところに型をつくってきた高橋が見据えるのは、さらなる事業成長と組織進化の未来です。本記事では、今まさに変革期を迎えているSAFELYの現在地、そして仲間とともに描く今後の展望について話を聞きました。

 

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事業成長戦略チーム General Manager 高橋 幹佳
大学在学中に一般社団法人の立ち上げに参画し、理事として公務員向けイベントの企画・運営に携わる。その後、次なる成長領域を求め、将来性の高いIT分野でのキャリアを志向。今後、持続的に発展していく業界で力を試すべく、株式会社SAFELY(旧・株式会社ネットKEN)へ入社。現在は、マーケティングや営業、コンテンツチームを統括し事業を牽引している。

 

※本記事の内容は2025年9月公開時点のものです。

 

「価値のあるプラットフォームとは何か」を追求

 

──まずは、これまで高橋さん自身がSAFELYでどのような役割を担ってきたのかを教えてください。

当初のポジションとしては、セールスマネージャーとして入社しました。とはいえ、当時は営業組織というものがなく、営業担当として動けるのは私一人。まずは、「どのように顧客を獲得するのか」といった仕組みをつくるところから始まりました。

自分自身でさまざまな施策を試しては、改善してみることの繰り返し。その後、徐々に顧客が増えて他の営業メンバーが入社してきてからは「いかに自分のやってきたことを同じクオリティでメンバーに再現してもらうのか」に着目し、よりチームとして成果を出しやすいフロー設計に注力してきました。

そして、現在はデジタルマーケティング支援事業およびWebメディアのゼネラルマネージャーとして、2つの事業を掛け合わせた事業全体のさらなる発展をミッションに掲げて、日々活動しています。

 

──SAFELYの事業を通じて、どのような社会課題を解決していきたいと考えていますか?

必要な人に必要な情報を届けること。それが、SAFELYが取り組んでいる大きなテーマの一つです。私たちは『水道修理のセーフリー』を皮切りに、ハウスクリーニングや不用品買取、害虫・害獣駆除など、暮らしに関する困りごとを解決するプラットフォーム『セーフリー』を提供しています。

その中で感じている課題が「信頼できる事業者を探す難しさ」です。水道修理や電気工事といった生活インフラ領域では、急を要する依頼やぼったくり被害といったリスクが常に存在します。だからこそ、正しく伝わる情報でなければ、ユーザーの不安は拭えません。しかし、世の中にある事業者の情報は断片的で、口コミや価格の信頼性も不透明であることが往々にしてあります。私たちはメディアを通じて、信頼できる情報を届けることで、ユーザーの不安や不便を解消していきたいと考えています。

 

──信頼できるプラットフォームを提供し続けるために、これまでどのような活動をしてきたのでしょうか?

非常にシンプルですが「ユーザー、事業者双方にとって価値あるプラットフォームになっているか」を徹底的に突き詰めてきました。ユーザーにとっては「困りごとを解決できた」と思えるかどうか。事業者にとっては「このメディアに掲載して良かった」と感じてもらえるかどうか。重視してきたのはこの両軸です。

まず、ユーザーに対しては、口コミやインタビューを地道に積み上げることで「安心して選べる体験」を提供。先ほどお話ししたような情報の不透明性に関する不安の払拭に努めてきました。

同時に、優れた技術を持ちながら集客に悩む事業者に対して行ったのは、個々の強みや特徴の掘り起こしです。繰り返し数値やユーザーの反応をもとに内容を見直すなど、より効果的に魅力を届けられるよう改善を図ってきました。継続的に伴走してきたことで、信頼関係の構築にも繋がったと感じています。

このように、ユーザーと事業者双方にとって“頼れる存在”を目指して、今日に至るまで挑戦し続けてきました。

 

──事業成長の背景には、地道な活動があるんですね。今後はどのような事業展開を考えていますか?

ユーザーに何度も使ってもらえるような接点づくりが鍵になってくると考えています。同じサービスをリピートしてもらうのはもちろんのこと、たとえば、ハウスクリーニングを利用した方が、引っ越しや外壁塗装といった別サービスを利用するような“接続性”も意識した設計にしていきたいですね。

また、セーフリー内で優良事業者や有益な情報を提供しているユーザーの行動や情報を可視化し、より信頼性の高い情報を提供できるような仕組みも構想しています。今年に入ってから経営会議で未来戦略についても議論しているのですが、その中の一つとして「AIコンシェルジュのデータベース初号機をつくろう」という話が出ています。

今は何か調べものをするときにインターネット検索ではなく、ChatGPTに質問する時代。SAFELYでも、ゆくゆくは「生活の困りごとを解決するAIアプリ」を提供し、生活に関する困りごとに直面したときに、ユーザーが自然と開くアプリを目指していきたいと考えています。

 

さまざまな視点のアイデアを持ち寄り、“みんな”でつくる

 

 

──SAFELYではメンバーが主体的に動いている印象を受けます。ゼネラルマネージャーの高橋さんの目から見ていかがでしょうか?

私から見ても、一人ひとりが主体的に仕事に取り組んでくれていると感じています。それぞれが率先してアイデアを提案し、上長と壁打ちしながら進めていくというのは、いろいろなチームでよく見る光景です。組織がコンパクトなこともあって、スピード感を持って挑戦できる環境を楽しんでくれているメンバーが多いのではないかと思います。

 

──メンバーから率先して提案してくれるのは組織としても嬉しいですよね。

そうですね。一人ひとりがアイデアをカタチにしようとする姿勢を持っていることは、組織として非常にプラスになっていると思います。私自身はアイデアの壁打ち相手になることも多いのですが、基本的には前向きに後押しするスタンスです。比較的予算がかからずに挑戦できることは、口頭ですぐにGOサインを出すこともありますし、発案者と一緒に内容をブラッシュアップしていくこともあります。

 

──明確な正解がない中で、施策を企画実行するのは簡単ではないですよね。

たしかに正解がないという観点では難しいのですが、提案者一人の主観だけでは物事を進めないようにしています。SAFELYには、さまざまな感性や情報感度を持っているメンバーがおり、それぞれが異なる視点からアイデアや気づきを持ち寄れる組織です。

新しい提案に対しては、まずはディスカッションを行い、意見の発散と収束を行っています。いわゆる、一人のカリスマが「こうしよう」と舵を切るスタイルではなく、あくまで「みんなでつくる」というスタンスですね。

また、議論を進める上では、ペルソナやカスタマージャーニーといったマーケティングの基本的なフレームワークを活用しています。基本的ではあるのですが、フレームワークに沿って丁寧に検証していくスタイルは特徴と言えるかもしれません。過去施策の検証結果や蓄積されたデータも参考にしながら、最終的には上長が責任を持って意思決定を行っていく。明確な正解はないながらも、可能な限り「正解に近い」ところは目指せていると思います。

 

──メンバーが主体的に動いた取り組みとして印象的な事例を教えてください。

一つは、AIとスプレッドシートを活用し、ライター採用の仕組み化を提案・実行した事例です。提案者が自分の得意領域を活かして仕組みをつくり、社内の承認を得て実際にプロジェクトが動き出したという点で、非常に良い取り組みだったと感じています。

また、事業者に提案する上で、従来の「費用対効果が高い」という訴求だけでは限界があると気づき、メンバー自ら「どのように提案を変えていくのか」を探求し、新しい訴求点を提案してくれました。こうした動きは、今後の成長に向けた大きな手応えにもなっています。

 

──新しい挑戦が続く中、高橋さん自身が仕事に臨む上で大切にしていることはありますか?

地味かもしれませんが、「サービスを深く理解する」ということを重視しています。事業者がどのようなサービスを提供しているのか、その業界の慣習や特徴にはどのようなものがあるのかを理解せずに、価値のある情報は提供できません。事業者と消費者それぞれの立場を想像し、感情の変化まで想像できるようになるためにも、各業界特有の知識のインプットを欠かさないようにしています。その上で、私たちならではの価値提供について追求していきたいですね。

 

エモーショナルな要素も論理で構造化する組織文化

 

──高橋さんは社内研修を企画するなど、組織づくりにも尽力されていますよね。SAFELYはどのような姿勢や価値観を重視している組織と言えるでしょうか?

一言で表現するならば「ユーザーの感情を動かすために思考しきる姿勢」が浸透している組織だと思います。キャンペーン企画や記事コンテンツ、サイト内のデザインの一つひとつに対して「なぜこれをやるのか」「どんな感情変化を起こしたいのか」を明確にし、その意図をロジックに落とし込むことが徹底されています。

感覚で動くのではなく、エモーショナルな要素も含めて論理的に構造化し、きちんと型にしていく。現場のメンバー一人ひとりがその姿勢を持って向き合っている組織です。

また、受け手の感情に向き合うからこそ、ユーザーの視点を深く理解しようとする姿勢も自然と育まれています。違和感のあるデータを見逃さずに共有し合ったり、代理店ではなく“クライアント企業の一員”としての意識で動いたりする文化が根づいています。そういった“考え抜く習慣”や“受け手視点の解像度”が、結果的に質の高いアウトプットや成果にも繋がっていると感じますし、SAFELYらしさの核になっていると思います。

 

──柔軟に試行錯誤していくことを厭わない姿勢が必要そうですね。

おっしゃる通りですね。まさしく面接の際には、困難に出くわしたときの対処方法みたいなところでそこを見極めるようにしています。たとえ、これまで似たような業界やメディア運営経験があったからといって、必ずしもSAFELYで活躍できるとは限りません。もちろんメディア運営経験と持ち前のSEO知見を活かして大活躍されている方もいますが、まったく異なる業界出身者でも、自分なりに工夫しながら成果を出してくれる人も多いんです。過去の経験よりも、思考の柔軟さや前向きさをお持ちかどうかを重視していますね。

 

社会に大きな影響を与える仕事を楽しめる人と出会いたい

 

 

──Webメディア事業を中心に大きな成長フェーズを迎えている今、SAFELYで働く魅力はどこにあると思いますか?

セーフリーのメディアで扱う生活関連のカテゴリを増やしたことで、サービスの成長が加速している点は大きな魅力と言えると思います。水道修理に特化していた頃よりもユーザー規模が非常に大きくなり、私たちの仕事が社会に与える影響はますます大きくなってきました。まだまだ組織規模の小さい会社ではありますが、社会にインパクトを与えられる実感を持っていただけるのではないかと思います。

成熟しきっていない組織だからこそ、裁量を持って幅広く挑戦できる余白があるのも特徴です。実際に入社間もないメンバーも、これまでの経験を活かして提案から実行までを担い、インパクトの大きな施策に携わっています。「自分の力を発揮したい」と考えている方には、魅力を感じてもらえる環境です。

 

──最後に、採用メッセージをお願いします!

やったことのない領域にも前向きに挑戦できるかどうか。それは選考においても重視しているポイントです。SAFELYでは自ら考え、アイデアを生み出していく力が求められる場面が多くあります。

また、これまでの水道修理領域の市場規模が1200億であるのに対して、ハウスクリーニングだけでも1兆円規模、今後拡充していく予定のカテゴリをすべて合わせると、10兆円を超える市場規模の中で戦っていくことになります。社会に与える影響度はより高くなり、施策の幅も広がっていくでしょう。『セーフリー』というサービスを世の中に広める一人として、楽しんでいただける方と出会えるのを楽しみにしています。

 


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