手ぬぐい一枚で子どもの救命情報を守る。
新しい防災プロダクトを開発しました。

株式会社SAFELYでは、3〜6歳の子どもを持つ家庭向けに、防災と知育を掛け合わせた「防災手ぬぐい」プロジェクトを開始しました。近年、防災意識の高まりとともに、非常食や防災バッグなどの備えは広く浸透しつつあります。
一方で、私たちは「子ども自身が、いざという時に自分の情報を伝えられるか」という視点に課題を感じていました。
災害や事故の現場では、幼い子どもが自分の名前や住所、保護者の連絡先、持病やアレルギーなどを正確に伝えられないケースも想定されます。
保護者と離れてしまう可能性もある中で、“子どもへの情報の備え”は、これからの防災において重要なテーマの一つだと考えています。
📊 調査から見えてきた「意識」と「準備」のギャップ

本プロジェクトでは、2026年1月に3〜6歳の子どもを持つ保護者85名を対象にアンケート調査を実施しました。
- 課題の顕在化
「災害時に子どもが第三者や救急隊の助けを必要とする可能性を考えたことがある」と回答した保護者が多く存在。
- 対策の遅れ
一方で、「子どもに救命情報を持たせていない」「特別な防災対策を行っていない」という回答も多数。
💡 現状のまとめ
“必要性は感じているものの、具体的な備え方が分からない”という保護者の現状が浮かび上がってきました。
🗺️ 日常に溶け込む「防災手ぬぐい」という選択
SAFELYが開発した防災手ぬぐいは、子ども向けの防災情報と知育要素を組み合わせたプロダクトです。
⚙️ プロダクトの特徴と仕様


- ID機能の搭載
氏名・住所・緊急連絡先・持病・アレルギーなどを書き込める欄を設置。災害時や緊急時に、救助者や医療従事者へ必要な情報をスムーズに伝えられる設計。
- 子ども向けの防災アクション
「名前を伝える」「体を温める」「けがの手当て」など、子どもにも理解しやすいアクションをひらがなとイラストで掲載。
- 知育コンテンツ
キャラクターを活用した間違い探しなど、不安な避難所生活でも遊びながら防災に触れられる工夫。
▶ なぜ「手ぬぐい」なのか?(いざという時の高い実用性)
手ぬぐいは、端が縫われていないため「手で簡単に裂くことができる」という災害時に大きなメリットを持っています。これにより、以下のような応急処置や防犯ツールとしてマルチに変形可能です。
- 裂いて使う
骨折時の添え木を固定する紐、出血時の止血帯、怪我の包帯代わり。
- そのまま使う
煙を吸わないためのマスク、首に巻いて防寒・熱中症対策、避難所での目隠し。
- その他のメリット
タオルに比べて「圧倒的に軽くてかさばらない(通園バッグを圧迫しない)」「驚くほど乾きが早い(衛生面を保てる)」という特性があり、子どもが常に携帯するアイテムとして最適解だと判断しました。
🛡️ 懸念点に対するアプローチ(安心・安全設計)
▶ 防犯・耐久性への配慮
日常の防犯面に配慮し、ID記入欄は手ぬぐいを折りたたんだ際に外側から見えなくなる位置に配置しています。平時は「見せないお守り」として通園バッグやランドセルに忍ばせ、いざという時にだけ真価を発揮する設計です。
▶ 年齢に応じたアプローチ
3〜6歳の発達に合わせ、3・4歳のお子様には保護者の方が読み聞かせながら一緒にイラストを楽しむ、5・6歳~のお子様は自分で間違い探しに挑戦しながら防災アクションを学ぶなど、年齢に応じたステップで自然に防災意識を育むことができます。
👤 専門家からのコメント

💡 国崎 信江(くにざき のぶえ)氏
株式会社危機管理教育研究所 代表 / 危機管理アドバイザー
防災用てぬぐいは、衛生用品を超えた「多機能ツール」です。軽量・コンパクトで速乾性に優れ、日常生活で愛用しながら、非常時には包帯やマスク、避難所での目隠しや防寒にも活用できます。
最大の特徴は、氏名や連絡先等のパーソナル情報を記入できる点です。万が一、親子が離ればなれになった際や、お子さんが意識を失うような事態でも、救助者や医療従事者へ命を繋ぐ「情報のバトン」となります。
また、描かれた「間違い探し」のイラストは、不安な状況下で子どもたちの心を解きほぐす遊び相手にもなるでしょう。この一枚をいつもの鞄に入れ、普段から使う習慣があれば、自然と防災や救命の知識に触れ、いざという時に身を守る最強のツールになります。このてぬぐいが、多くの子どもたちを守るお守りとなることを心から願っています。
🚀 SAFELYが目指すこれからの防災
SAFELYではこれまでも、“安心・安全な暮らし”をテーマに、生活インフラ領域における情報提供やサービス支援を行ってきました。今回の防災手ぬぐいプロジェクトも、その延長線上にある取り組みの一つです。
私たちは今後も、「子どもへの情報の備え」という新しい視点を社会へ広げながら、親子が日常の中で自然に防災について考えられるきっかけづくりを進めてまいります。
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